遺伝について楽しく学ぼう ~特徴ゲーム~

体験型
特徴ゲーム

対象者

幼児 / 小学生(低学年) / 小学生(高学年) / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 一般市民

制作者

代表)長崎大学遺伝教育プロジェクト 森藤香奈子

長崎大学遺伝公開講座で2005年より実践しているプログラムです。遺伝の木(別プログラム)で観察した特徴を使って、唯一性を実感する子ども達に大人気のゲームです。本プロジェクトが最も伝えたい概念であり、私達が企画するこどもからおとなまで幅広い年代の遺伝教育のまとめとして用いています。

学習所要時間

15分

教育方法

体験型

提供可能な媒体

テキスト(冊子など) /  ワークシート

提供方法

指導用 / 出前講義対応可

学習目的・内容

ワシントン大学の遺伝教育プログラム等を翻訳し、日本の文化や子どもたちの興味を考慮して改変したプログラムである。本コンテンツでは、様々な遺伝的特徴の有無について、自分の表現型を観察し、作成した特徴シートをもとに実施する。参加者全員、起立してゲームを始める。代表者が自分の特徴を発表し、<同じ特徴をもつ参加者は立ったまま、違う特徴なら座る。参加者は一度座ったら立たない。>を繰り返す。数回繰り返すと、代表者のみが立った状態となることで、同じ特徴の組み合わせを持つ人はいない(唯一性)を学ぶ。 本コンテンツは、別で紹介する「PTUの味」「特徴探し」、「遺伝の木」、「パスタ遺伝学」、「つまようじの魚」のコンテンツと組み合わせて、ワークショップを構成することもできる

学習目標・期待

ヒトの特徴の組み合わせは多様で、たくさんの特徴を見ると同じ組み合わせを持つ人がいないことを学ぶ

学習上の注意点

代表者は参加者の希望で決める。特徴の発表順も代表者がきめるため、知られたくない特徴は発表しないことができる

必要物品・器材

  • 特徴シート(PDF資料あり)
  • 手鏡
  • ルーペ
  • 特徴を表すうちわ(PDF資料あり)

コンテンツ使用料

無料

使用条件

あり

コンテンツ活用やシナリオを希望する方は、お問い合わせフォームよりお申込みください。
後日、制作者より連絡いたします。

参考資料

University of Washington : The GENETICS Project

関連・参考

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